運気の見方のポイント
どんな10年を過ごしているのか?
大運を見れば今自分が、人生のどの段階にいるのかがわかる。
2. 2021年の干支と命式の日干支を照らし合わせて、今年のテーマや状態を知る。
3. 2021年の毎月の干支と自分の命式のバランスをチェック!
いつが良い波がくるのか?いつ落ちやすいのか?特別な星回りがあるかを見る。
大運を見れば10年ごとの人生のテーマがわかる
大運は、10年ごとに切り替わっていく運気のことです。
人は120年分の命をもらって、この世に生まれてきていますが、それが10年区切りとなっています。
10年ごとに、人生のステージが変わります。
重視するものが変わったり、欲しいものが変わるのは大運の影響を受けているからです。
大運で巡ってくる干支によって、性格や生き方、考え方が左右されます。
この命式を例に見ていきましょう!
運気を見るのに必要なのは、その人の本質である日干支、そして日干の上下左右の干とのバランスです。
簡単に言えば、運気で巡ってくる星と、命式内の星のバランスが取れていれば好調期。
極端にどれかの五行に偏るなど、バランスが崩れるときはハードな期間となります。
この命式の場合、日干支は丁未。
巳の月に生まれているので、身強の人となります。
大運を見ていくと、現在24歳から34歳までの「戊寅」の10年間を過ごしています。
丁から見た戊は、相生の関係なので通変星は「傷官」となります。
自分を表現していく、センスや才能を活かしていく期間です。
ただ、身強の丁ですが隣の辛を剋すことにすでに、力を使っているので自分が生み出すことに全力を注ぐことができません。
大運の干支が「戊寅」なので、寅の木のエネルギーをもらって、なんとか火を燃やすことができるという状態です。
自分の可能性を見つけたり、表現力がアップする期間ですが体力の消耗も激しいということですね。
怪我や病気、ストレス、メンタル面での不調に注意が必要な10年です。
さらに、この命式の天中殺は寅卯天中殺です。
大運で寅が巡ってきているので、大運天中殺となります。
大運天中殺は20年間が続きますが、今後半の10年間を過ごしています。
人生の中でもアップダウンが激しく、ハードな期間となりますが、同時に大きく飛躍できるチャンス期でもあるのです。
流年運で今年のテーマ、運気の状態を知る
流年運とは、1年ごとの運気のことです。
大運という大きな流れの中に、1年ごとの流年運があり、波が作られています。
大運は、月柱の干支からスタートするので人それぞれ違いますが、流年運は皆同じ干支が巡ってきます。
でも、起きる出来事、感じることが人によって違うのは、大運というバックグラウンドが違うからなのです。
2021年は、辛丑の年となります。
日干支「丁未」の人にとって、辛丑は天戦地冲の関係となります。
さらに、この命式の場合だと命式内にすでに辛があるので、今年はダブルで剋す力を使うことになります。
大運天中殺の中で、傷官がテーマにある10年で、さらに2021年は天戦地冲の星回りなので心身ともに、かなりハードになる1年だと予想できます。
ただ、天戦地冲といっても怖いものではありません。
特に、自分から剋す関係にある五行がくる時は、攻めの姿勢で行くと大きな成果を手にできるタイミングです。
丁から見た辛からは、偏財が出ます。
偏財はお金や人脈、恋愛の星。
攻めの姿勢で行けば、収入を増やしたり、大きく人脈を広げるなどたくさんの出会いも期待できます。
人間関係のトラブルやお金のトラブルには、注意した方が良いでしょう。
毎月の干支から運気のバロメーターを作る
流年運の中に、さらに月ごとの運があります。
毎月、巡ってくる干支が変わり、2月は庚寅の月、3月は辛卯の月のように時が流れていきます。
月ごとの干支と、自分の命式のバランスをチェックすることで、このようなバロメーターを作ることができます。
今年は何月が上がって、何月がしんどいのか?
いつ頃、どんな行動をとればいいのか?
どんな心構えをしておけばいいのか?
一つの基準となります。
2月は庚寅の月、3月は辛卯の月で金のエネルギーが強くなります。
この命式の場合、日干が丁なので金を剋していく関係です。
外にエネルギーを使っていく、人のために何かするなど、自分の力や時間を使っていくことになる月です。
寅卯天中殺なので、天中殺の2ヶ月間でもあります。
一筋縄ではいかないことも多いでしょう。
大運天中殺の中にいるので、天中殺の月は加速期にもなります。
特に3月は、卯の月で命式内の亥と未と揃うことで、三合会局が成り立ちます。
卯亥未の三合会局なので、学びを深めたり、好奇心のままに新しいことをスタートさせるのにぴったりです。
強制的に冒険に出るような場を用意されることも。
現状を破壊して、快適さを求めていくような時間です。
4月は壬辰の月、5月は癸巳の月で水のエネルギーが強くなります。
この命式には、水の五行がないので、運気で水がくることで循環が良くなります。
割と穏やかに過ごすことができる月でしょう。
6月は、甲午の月で木のエネルギーが盛んになります。
午が命式内の、巳と未と揃うことで火運方合が成り立ちます。
火の勢いが強くなって、野心も強くなる月です。
自立心が高まるので、スタートするのにもオススメです。
自己中心的になりやすく、一人の時間を多く持った方が良いでしょう。
8月は丙申の月、9月は丁酉の月なので火のエネルギーが強くなります。
もともと本質が火なので、暑くなりすぎて暴走しやすいでしょう。
夏に焚き火はいりませんよね?
そんなタイミングで、火の勢いが増すことになります。
ただ、月柱の「辛巳」と8月の干支「丙申」が天地徳合の関係になります。
仕事面で、天地徳合となるので昇給やランクアップが期待できるでしょう。
9月は、丁酉で巳酉丑の三合会局が成り立ちます。
出会いが向こうからやってくるようなタイミング。
人間関係のゴタゴタに巻き込まれやすいので、注意です。
10月11月は、土のエネルギーが強くなるので、巳の月生まれの丁には水が埋められてしまって辛くなります。
そして、2022年1月までが2021年の運気ですが、1月は辛丑の月。
2021年の干支とまったく同じ辛丑が巡ってくるので、年でも月でも天戦地冲のタイミングとなります。
アップダウンが激しくなるでしょう。
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