子供にあった習い事は?
星別に、向いている習い事を紹介していきます。
比肩・劫財
自我が強く、マイペースな星です。
自分のやり方で納得できるまで、やりたいタイプ。
こだわりが強く、頑なな子供時代になります。
向いている習い事・・・将棋、空手、水泳、体操、ゴルフ、ダンス、バトン、陸上競技、テニス、卓球
食神・傷官
感覚優先で、楽しいかどうかが大事。
夢中になると止まらない。
自分の思いを外に表現していくことで、満たされます。
表現力に溢れ、何かを作ること、生み出す、芸術センスを持っているタイプ。
向いている習い事・・・ピアノ、アート、書道、料理教室、音楽教室、ダンス、リトミック、バレエ、プログラミング
偏財・正財
人との交流が好きで、賑やかだったりワイワイしている方が落ち着きます。
周りからの影響を受けやすく、人を見て覚えたり吸収していきます。
褒められるとグングン伸びるタイプです。
向いている習い事・・・英会話、そろばん、ダンス、バトン、サッカー、野球、料理教室
偏官・正官
体を動かすことで、エネルギーを発散できるタイプ。
運動系の習い事は、ひとつはやらせておきたいですね。
競争意識が強く、負けず嫌いです。
集団の中でリーダーシップを発揮したり、役目を全うしたり、チームワークを大切にします。
向いている習い事・・・水泳、サッカー、野球、ボーイスカウト、体操、ダンス、ラグビー、空手、剣道、陸上競技、バレーボール
偏印・印綬
好奇心旺盛で、なんでも知りたがりの星。
学んで知識を増やすのが得意で、冒険好き。
オタク気質で、ちょっと変わったことに興味を持ちます。
向いている習い事・・・英会話、書道、プログラミング、サイエンス、学習塾、スケート、伝統芸能
子供に向いている習い事の調べ方
子供に向いている習い事は、命式の年柱を中心に見ていくとわかります。
年柱は、0歳~20歳くらいまでの初年運を表しています。
年柱にどの星を持っているかで、子供の頃の性格や過ごし方、どんな風に育っていくかがわかります。
例えば、現在小学2年生、8歳の男の子の命式を見て見ましょう。
この男の子の年柱は、「食神」と「正財」です。
「食神」は、無邪気な子供を意味する星。
本能のままに、のんびり自分の好きを追いかけるのがぴったりの子です。
夢中になれるものを見つけると、ご飯を食べるのも忘れて没頭するでしょう。
何かを作ったり、絵や音楽、文章などを通して自分を表現することが得意です。
ピアノやアート、書道、ダンスなどが向いていますね。
ゲームが好きなら、プログラミングなどを学ぶと、メキメキ能力を伸ばすかもしれません。
人との交流が好きな、「正財」があるので、英会話やそろばんなども良いです。
スポーツをするなら、厳しすぎない緩めのものがおすすめ。
月柱に「傷官」があるので、デリケートで傷つきやすい面があります。
命式内の月柱や日柱も合わせてみると、「比肩」や「偏官」の星は持っていません。
よって、歯を食いしばって辛さを乗り越えるような習い事や、自分との戦い、体をガンガン動かすスポーツなどはあまり向きません。
できないわけではないけれど、ストレスが溜まったり、心が満たされず苦しくなってしまうのです。
この子の個性が、抑え付けられることに・・・
だから、今流行っているからと言って、ラグビーなどの体をガンガン使いながら、ぶつかっていくような習い事をさせると、子供は嫌になってしまいます。
本人が望んでいないのに、運動系の習い事を、無理やりやらせるのはやめた方が良いです。
では、もう一人例を出してみます。
こちらは、4歳の男の子の命式です。
この男の子の年柱には、「比肩」と「偏官」があります。
「偏官」が年柱にある子は、元気いっぱい、暴れん坊な幼少期を過ごす傾向があります。
体を動かすことで、エネルギーを外に発散し、ストレスも発散できます。
運動系の習い事を、むしろやった方が良いタイプです。
特に幼少期は、頭を使う習い事よりも、体を動かすことで心身ともに安定します。
この男の子の場合は、「偏官」と一緒にあるのが、「比肩」でさらに、年柱以外にも複数「比肩」があるので、個人スポーツの方が、より得意かもしれません。
負けん気が強いので、ひたすら自分を追い詰めてトレーニングするような環境でも、やり抜くことができるでしょう。
水泳、体操、ダンス、空手、剣道、陸上競技など、自分との戦いと言った習い事が向いていますね。
食神も持っているので、書道やアートなども良いかもしれませんが、じっと座っているのが苦手なタイプだと、逆にストレスになりそうです。
楽器を使うなど、五感を刺激される習い事なら、ハマると才能を発揮するでしょう。
子供の命式のチェック方法
無料で、子供にあった習い事を調べることができます。
まずは、こちらのサイトでお子さんの命式を作成してください。
①生年月日を西暦で入力します
(例・2018年6月1日生まれの場合、20180601と入力してください)
②性別をプルダウンから選びます。
時間は不明でも、命式を出すことができます。
(出生時間によって結果が変わることもあるので、精密に命式を作成したい場合は時間必須です)
左下の黄色の「鑑定」ボタンを押します。
③鑑定ボタンを押して、画面が切り替わったら、下にスクロールして命式表(本人の運命)を見ます。
年柱にどの星があるのか、チェック!
年柱以外の場所の星も、合わせてチェックすることで習い事の幅も広がります。
「うちの子に向いている習い事は?」「こういう習い事をさせるのはどう?」など、詳しく知りたい方は、メール相性【夫婦・親子・職場の人間関係等】鑑定をどうぞ↓
習い事はいつから?
子供に習い事をさせるのは、いつ頃からが良いのでしょうか?
教育評論家の親野智可等さんは、「親の力」コラムでこのように書かれています。
日頃の子どもの様子をよく観察することです。
そうすると、子どもの興味・関心や向き不向きが見えてきます。
例えば、大阪市在住の石井さん(仮名)は、長男がNHKの「おかあさんといっしょ」や「おとうさんといっしょ」などの番組が大好きで、テレビを見ながらよく踊っていることに気づきました。
それで、石井さんはYouTubeでいろいろな歌とダンスの動画を見せてあげました。
すると、息子はとても喜んで、それを見ながら踊りまくっていました。
気をよくした石井さんが、歌とダンスの動画DVDを買ってあげると、それを見ながらますますよく踊るようになりました。
次はどうしようかといろいろ調べた結果、市内にリトミックの教室があることがわかったので、そこに通わせました。
今、その男の子はリトミック教室に毎回楽しく行っているそうです。
私は出産して初めて知りましたが、最近は1歳前の子でも、英会話をやったり幼児教室に通うのが、当たり前になっています。
私自身、習い事をしたことがなかったので驚きましたが、そういう時代なんですねー。
子供にとって、良い刺激になることも多いので、親野智可等さんが言うように、様子を見ながら探すのが良いと思います。
四柱推命を使うと、子供にあった良いタイミングを知ることができます!
歳運(1年ごとの運勢)で、習い事をスタートさせるのに向いている時期がわかります。
新しいことをスタートするのにぴったりなのは、「比肩」の年。
あとは、好きなことや夢中になれることを見つけやすい、「食神」の年や「傷官」の年。
思い切った挑戦や冒険に向いているのは、「偏印」の年です。
例えば、この子の場合だと、3歳の年が「比肩の年」です。
3歳くらいになると、徐々に意思も出てくるので、様子を見ながらその子に向いている習い事に挑戦してみると良いですね。
習い事を子供が嫌がる、やめたいと言う
大運の影響で、子供の性格はだいぶ変わります。
大運とは、10年ごとに変わる運です。
切り替わるタイミングは、生年月日によって異なります。
例えば、この男の子の場合。
この子の場合は、末尾に7がつく歳に運気が切り替わります。
0~6歳までの期間は、大運が「比肩」です。
7~16歳からの期間は、大運が「劫財」になります。
「比肩」の7年間は、好き嫌いがはっきりしていて、自分の意思を曲げたくない子となります。
納得できなければ、動かないこともしばしば。
でも、わかりやすい自己主張はせず、黙ってムスッとするなど親からするとわかりにくいでしょう。
我が道を行く精神が強く、人のことを気にせず、マイペースに生きます。
7歳から「劫財」の10年に切り替わると、仲間を意識するようになります。
外柔内剛な気質が出てきて、自分を取り繕って周りに合わせるようになるでしょう。
友達と力を合わせようとする、協調性が出てきます。
集団に馴染みやすく、グループの中でイキイキと過ごす傾向が強まります。
同時に、ずる賢さや、億劫な面も出やすいです。
このように、大運に巡ってくる星の影響で、子供の見え方も変わってきます。
そんなに暴れる子ではなかったのに、落ち着きがなくなった。
赤ちゃんの時は愛想を振りまいて、人見知りがなかったのに、人の目を気にして神経質になってきた。
というようなお子さんの場合なら、大運が関係していることが多いですよ。
だから、突然習い事が嫌だとか、行きたくないと言うようになっても、おかしくありません。
気が変わりやすい「偏印」が大運にやってくると、突然投げ出したくなったり、周りから浮いてしまうことがあります。
繊細な「傷官」が大運にくると、悩みすぎたり、傷ついたり、怪我をしやすくなったり、メンタルが弱ります。
続けられないことを、「根性がない子だ」と決めつけずに、「大運の影響かも?」と考えると親としても気が楽になります。
習い事を続けることが向かない子もいる
習い事を始めたからには、できるだけ頑張って続けて欲しいと願うのが親心。
でも、持って生まれた性質によって、同じことを続けるのが向かない子もいます。
変化を好む「偏印」を持つ子、頑固で自分のペースを乱されたくない「比肩」を持つ子、楽しくないとやりたくない「食神」を持つ子などは、やりたいことがコロコロ変わります。
あとは、12運に、絶や沐浴を持つ子も変化を好みますね。
ただ、しっくりくるもの、自分にピタッとはまるものが見つかると、徹底的にやり抜くタイプでもあります。
また、生月中殺の子供など、特殊な命式を持つ子にとっては、変化が多い方が才能を発揮できます。
必ずしも、続けることが100点というわけではないのです。
特に日本は、一度始めたことは長く続けるのがえらいという風潮がありますが、「続けること」自体にも向き不向きがあります。
長年続けることで満たされる人もいれば、あれこれ挑戦することで満たされる人もいます。
だから、始めたからには絶対続けないと!!と、意気込まなくても大丈夫なのです。
やめたい、楽しくないと感じたときに、やめるのが自然な流れ。
世間体や親のエゴで続けさせるのは、他に向いてることや、やりたいことがあるかもしれないのに、そちらの芽を潰すことになりかねません。
逆に正財や正官を持つ子は、同じことをずっと続けるのが苦ではないタイプ。
変化をあまり好まず、コツコツと繰り返すことができる安定志向です。
習い事は子供の意思を尊重することが大事
親としては、習い事を通して子供の可能性を広げたい、将来に役立てたいと思いますよね。
でも、子供に「変わって欲しい、こうなって欲しい!」と願っても、自分の思い通りにすることはできません。
いくら自分の子供でも、人を変えることはできないのです。
子供には、子供の人生があります。
親ができることは、子供を応援すること。
子供の「やりたい、やりたくない」には、子供なりの感覚や理由があります。
やりたくないと言っているのに、無理やり続けさせることは、子供を抑えつけ、苦しめることになるかもしれません。
それでは、本末転倒ですよね。
また、自分ができなかったことを子供に押し付けるのも、やめましょう。
自分が子供の頃ピアノをやりたかったけど、習わせてもらえなかったから、子供の向き不向きを無視して、ピアノをやらせるなど・・・
自分の夢は、自分で叶えましょう。
何歳になっても、今から「やる!」と決意すればできないことなんてありません!
子育てで迷ったとき、子供の将来が心配なときは「お子様運命書」をどうぞ↓