2020年は新たなスタートをきる革命の年
四柱推命では、元旦は1月1日ではなく節分の翌日、2月4日です。
四柱推命は、東洋暦を使っているため立春を節目にして、新しい年に切り替わります。
2020年は、2月4日からスタートします。
ここから、新しい運気の流れが生まれます。
2020年は「庚子」の年。
「庚」は現状にスパッと切り込みを入れる、革命の星。
「子」は十二支のなかで、一番最初の星。
2019年で、大きな12年間の流れが終わり、また新たなサイクルがスタートすることになります。
「庚」は金の星であり、金の星は「収束・完成」を意味します。
これまでのプロセスを完了し、次の状態へと移るタイミングがやってくるでしょう。
多くの人が終わりと始まりの狭間を、体感しているはずです。
そして、新たな活動の場を、得ることになります。
なんか、最近変動が激しいんですけど…
2020年の2月4日で運気が切り替わるけど、そこでピッタリ変わるわけではなくて、前倒しで影響が出始める人もいますよ。
2019年のふりかえり
2019年は「己亥」の年で、土と水の星が重なった干支でした。
土は水を剋するため、浮き沈みが激しかったり、いまいちパッとせず、八方塞がりだと感じていた人も多いのではないでしょうか?
「己亥」は異常干支のひとつでもあり、予測不能な事態が起きやすい1年でした。
12月2日に発表された、2019年の流行語大賞をもとに、振り返ってみると確かにイレギュラーなことが、いつくも起きていましたね。
まず、4月に新元号が発表されました。
どんな元号になるのか、あれこれ予想も飛び交いましたね。
もう少し続くと思われていた平成が終わり、令和の時代が始まりました。
そして、流行語の年間大賞になった「ONE TEAM」。
ラグビーワールドカップで、日本中が熱狂しました。
予想を超えて、大いに盛り上がりましたね。
「己亥」の特徴がそのまま出たような、九州北部の大雨や記憶にも新しい台風19号。
豪雨によって、各地に甚大な被害が出ました。
他にも、消費税が10%に引き上げられ、持ち帰りかイートインでは税率が変わるなど、イレギュラーなルールもできました。
高齢ドライバーの自動車事故多発の影響により、高齢者の免許返納がいっきに増えたり…
人気お笑い芸人の、「闇営業」問題も、異例の展開でしたね。
こうしてふりかえってみると、2019年は過去に例がないようなことが、いくつもありました。
よくも悪くも、びっくりするようなことが多かったですね。
古いやり方、今までの考え方を見直すように導かれているような気もします。
この運気は、2020年の2月3日まで続くので、残りの期間はちょっと意識して過ごしてみると、見えるものが変わってくるでしょう。
そして、2020年は、「庚子」なのでますます意識の改革、古い体制の崩壊が起こりそうです。
2020年の運気の流れ
2019年は水面下で、コツコツと準備を進めて来た人も多いはず。
2020年は、表舞台に飛び出して、どんどん実行に移していくことになるでしょう。
こうと決めたら、必ず実行。
勇気がみなぎって、強気になっていく年です。
「庚」は暴走しがちな星でもあるため、2020年に吹く風は、優しいものではないかもしれません。
無理やり引っ張りだされる、予想外の展開になる、強制的に方向転換!のようになる人も多そうです。
庚子も、異常干支のひとつなので、なにが起こるかわからないハラハラ感があります。
それでも、思い切って冒険したほうが、道が開ける年です。
運気が切り替わる2月は、落ち着かず変化が多いでしょう。
4月は、運命の分かれ道となる月です。
普段なら結びつかないようなものがくっついたり、驚くような展開も予想されます。
夏に向けて運気は活性化し、2020年東京オリンピックが開催される7月は、華やかなエネルギーに包まれます。
8月も、パワフルな運気が漂い、加速していくでしょう。
2020年のピークは、9月です。
8月、9月、10月は火花が散るような、激しい3ヶ月間となりそうです。
人間関係、恋愛などのトラブルが多くなるでしょう。
また、2020年も引き続き、台風など大きな災害に注意が必要です。
秋以降、結婚を意識する人が増えたり、芸能界でもおめでたいニュースが増えるかもしれません。
12運で巡ってくる星が「死」で、2020年の星「庚」も、「西」や「黄泉の国」を表す金の星のため、物質的な豊かさよりも、心の安定や愛情など、精神的な豊かさが重視される傾向があります。
目に見えないもの、スピリチュアルなどに、より注目が集まりそうです。
宗教的なものにも、スポットが当たるかも。
2020年2月(2月4日~3月4日)
不安定な1ヶ月となりそうです。
変わりたい、このままではいられない!!という、焦りが湧いてくる人が多いでしょう。
引越しや転職など、居場所を変えたくなったり、落ち着きません。
迷いやすく、判断力が鈍る月です。
いきなり動くよりも、まずは旅行などをして気分を変えてみる。
お試しで、のぞいてみるなど、開拓することから始めてみてください。
短期間の留学や、冒険は吉です。
閉塞感があるなら、引きこもるより外に出て刺激を受けてみましょう。
2020年3月(3月5日~4月3日)
探していた答えが、見つかるような月です。
人に認められたり、成果を実感する人も多いでしょう。
モヤモヤが晴れて、スッキリしてきます。
決意が必要になる人、別れを告げて旅立つ人など、一区切りを迎えることになります。
曖昧にしてきたものは、ここで白黒つけなければならないかもしれません。
けじめをつけてリセットしてください。
母親との関係に、スポットが当たる人も多くなります。
良いアドバイスがもらえたり、親子関係を見直すようなタイミングです。
2020年4月(4月4日~5月4日)
運命の分かれ道となる月です。
金のエネルギーがピークに達するため、全体的に殺気立ったような空気になるかもしれません。
真剣に準備をしてきたものがある人にとっては、拡大していくチャンスです。
人脈が広がったり、ビジネスが大きくなっていったり、経済的に大きな動きが起こります。
普段なら結びつかないようなものがくっついたり、驚くような展開も予想されます。
流れが変わったなぁと、多くの人が変化を感じるでしょう。
あなたが、普段意識を向けているものが、膨張していくタイミングでもあります。
ないもの、足りない部分ばかりを気にしていると、より足りなさが増してしまいます。
2020年5月(5月5日~6月4日)
引き続き、金のエネルギーが漂う1ヶ月です。
火の星も一緒に巡ってくるので、ちょっと混沌としそうです。
プライドが高くなったり、損したくない気持ちが高まって、怒りっぽくなったり・・・
ライバルが出てきたり、居場所を奪われたりする人もいるかもしれません。
奪われたり、騙されたりしやすくなるでしょう。
お金の貸し借り、大事な取引は避けたい月です。
5月病になったり、メンタル面に不調を感じる人も多そうです。
この人なら、頼んでも大丈夫かな?と、相手をきちんと見極めて、時々人に甘えましょう。
2020年6月(6月5日~7月6日)
楽しいムードに包まれていく月です。
6月は、物事の進みが早かったり、思った通りになりやすいとき。
年始から張り詰めいていたものが、じわ~っと緩んでいくような、のんびりした空気に包まれます。
自由にやりたい!
好きなことをとことん楽しみたい!
そんな声があちこちから、聞こえてきそうです。
新しいものが生まれたり、表現することにスポットが当たるでしょう。
煮詰まっていた人も、良いアイディアが浮かびます。
私生活に、充実感を感じる人も多そうです。
2020年7月(7月7日~8月6日)
何かを集めることがブームになったり、個性的な人にスポットが当たる月。
芸術家気質の人にとっては、とても過ごしやすい1ヶ月となるでしょう。
自分の世界にこもって、何かを作り上げることになります。
美容や美しさなども、キーワードに。
見た目の美しさが、重視される時期です。
妥協せず、追求していく人が勝者になりそう。
また、怪我や病気などに注意したい月でもあります。
ストレスを溜め込みすぎて、倒れるなど精神的な面からくる疾患に、注意してください。
2020年8月(8月7日~9月6日)
2020年の中でも、火花が散るような激動の3ヶ月がスタートします。
恋愛や愛情関係などに、スポットが当たるのが8月です。
人間関係がワッと広がって、賑やかになっていくでしょう。
人との繋がりからお金が生まれ、恋も仕事も忙しくなる人が増えそうです。
個人で仕事をしている人、営業をやっている人などにとっては、おいしい月になるかも。
そのぶん、人間関係のトラブルも出てきます。
誰しもが、身近な人との関係に頭を悩ませたり、コミュニケーションの難しさを感じるでしょう。
お金の出入りも激しくなります。
2020年9月(9月7日~10月7日)
2020年の中で、最大の山場を迎える9月。
パワフルなエネルギーが漂う、1ヶ月となります。
世の中も活気に満ち溢れ、生命力がアップする期間です。
そして、イレギュラーな星回りでもあるため、不思議なことが起きやすいでしょう。
お金の大きな波が生まれたり、経済面で驚くような展開を迎えるかもしれません。
収入がアップしたり、新たな収入源を見つける人も増えそうです。
8月に引き続き、人間関係がテーマとなる月です。
ただこの月の人間関係は、「信用」が課題です。
結婚や家族について、真剣に考える人も多くなります。
2020年10月(10月8日~11月6日)
苦労の後に、虹を見るような月です。
火の月のため、炎上や火災など燃え盛るようなトラブルに注意が必要です。
2020年の星、「庚」にとって火はなくてはならないもの。
そんな火の星が巡ってくる10月は、本領発揮できる1ヶ月となります。
だからと言って、一筋縄ではいかないでしょう。
衝突したり、爆発したり、心身を揺るがされるような体験は避けられません。
やることが増えたり、バタバタ忙しくなる人も多いでしょう。
気力体力ともに、消費が激しくなります。
でも、努力した分だけのしあがっていける、ハードだけど、ちゃんとご褒美ももらえるような期間です。
2020年11月(11月7日~12月6日)
それぞれが、自分の役目を果たしていく1ヶ月です。
10月の波乱を乗り越えて、自分のやりたいこと、やるべきことがようやくわかりそうです。
ここからは、責任感とプロ意識を持って、自分の仕事をやっていくことに。
仕事にスポットが当たる月のため、昇進や新たなポストを得られる人も。
世の中的にも、責任者が変わったり、思いがけない人が地位を獲得するようなことが、あるかもしれません。
自分の居場所がはっきりしたり、腰を落ち着ける場所が見つかる人も多いでしょう。
でも、ただ穏やかなだけではありません。
心が乱されるような体験の後に、満足する結果を得られる月です。
2020年12月(12月7日~2022年1月4日)
不満が溜まってきたり、静かに現状を変えたくなる月です。
混乱するような出来事が起きたり、迷って先が見えなくなるかもしれません。
年末に向けて、運気の流れが変わっていくのを実感しそうです。
これまでやってきた方法では、なんだかうまくいかなくなります。
一生懸命取り組んできたものに対しても、これは違うかも?としっくりこなくなるでしょう。
新たな展開を必要とする時です。
現状維持より、変わることを受け入れていきましょう。
行動範囲を広げることで、新しい興味の対象が見つかりそうです。
2022年1月(1月5日~2月2日)
冷静に問題点を探す月です。
1月は、冬眠期間に入ったかのように静かになるでしょう。
庚子の年という、大変革の1年を乗り越えた自分を、褒めてあげるような優しい空気が流れます。
静かに過去を振り返り、反省と新たな展望を掲げるのにピッタリです。
どうすればもっと良かったのか?
その答えは、自分自身が辿ってきた過去にあったりします。
過去から目を背けず、思い返してみることで、未来の開運策が見つかるものです。
伝統にスポットが当たったり、新たな学びに取り組んでいく人も増えるでしょう。