2月(2月4日〜3月4日)は、「壬寅」の月です。
2月4日の立春から、新しい一年がスタートします。
今月は、1月同様、年と月の干支が全く同じ「壬寅」で、干支併臨となります。
四柱推命の干支というのは、60個ありますが、60年に一度巡ってくる干支と、60ヶ月に一度巡ってくる干支が、ピッタリ揃うということです。
2ヶ月連続で干支併臨ですから、1月も色々と大変だったと思いますが今月も気が抜けません。
社会的にも個人的にも、大きく揺さぶりがかかることになるでしょう。
備え、心構えをしっかりしておくことが大事です。
壬は陽の水で、海を意味します。
しっかりとした芯がないと、水に流されてしまうことになります。
たくさんの情報が溢れ、どれを信じたら良いのかわからなくなりやすいです。
自分軸をしっかり持ちましょう。
壬も寅もじっとしていられない、流動的な性質があります。
急に状況が変わる、変化せざるを得ない。
思いもよらないところから、水が押し寄せるように、一瞬で変わってしまうものもありそうです。
寅卯天中殺の方は、2ヶ月間の天中殺が始まります。
1月・2月は、普段より疲れを感じたり、迷うことも増えるでしょう。
寅卯天中殺は、もともとパワフルで前向き。
辛い状況に置かれても、なんとかなるでしょ!とガッツで乗り切ってしまいます。
思い込みが激しく、用心深さに欠けるので、天中殺中は普段よりも慎重になった方が良いですね。
じっとしていられない!!というのが寅卯天中殺の方の特徴ですが、この2ヶ月は待つこと・辛抱することを覚えてください。
タフな人たちではありますが、無理に問題を増やす必要もないですからね。
甲辰・乙巳・丙午・丁未・戊申・己酉・庚戌・辛亥・壬子・癸丑を日干支に持つ人は、同時に2年間の天中殺もスタートします。
2年間何もせず、動くなというのは無理なので、何かやりたいときはあえて長続きしないものを選びましょう。
2年間で結果を出す!と決めるのも良いです。
天中殺が明けたら、それは終わり!というような気持ちで取り組むのがオススメです。
2022年2月がターニングポイントとなる人
今月がターニングポイントなる人はこちら。
自分の60干支を調べたい場合はこちら↓
5年に一度のラッキー月間。棚ぼた的な出来事や運命的な出会いが。
5年に一度のクラッシュ月間。不快な体験から、本当の自分の望みを知る。
5年に一度のステージアップ月間。運命が変わる、人生の岐路。
5年に一度のリセット月間。大きな流れがストップし、過去と決別する。
5年に一度の繁栄月間。運気の流れに勢いがあり、追い風が吹くとき。
5年に一度の、物事が思い通りに進みやすいミラクルな月。自分の希望が通りやすい。
自分が自分じゃないような、不思議な感覚になる月。才能開花や、思いがけない展開も。
1年に一度訪れるイレギュラーな2ヶ月間の前半。破壊と再生の期間。
2022年2月の運勢五行タイプ別
甲木タイプ(甲子・甲戌・甲申・甲午・甲辰・甲寅の人)
寅月の甲は、月令を得てイキイキし始めます。
春は木にとって最も、旺盛になれる季節です。
ただ壬の月ですから、木が流されてしまったり、水にプカプカと浮くことにもなります。
今のままじゃつまらない!変わりたい!という気持ちは強くなるけれど、思ったように物事が進まないかもしれません。
スランプを感じやすい1ヶ月です。
また、同じことの繰り返しに飽き飽きして、刺激を求めたくなるでしょう。
未知の世界、スピリチュアル、不思議なものへの興味が強くなります。
マニアックな趣味ができるかもしれません。
乙木タイプ(乙丑・乙亥・乙酉・乙未・乙巳・乙卯の人)
寅月なので、根を持つことができますが、壬がくるので流されやすくなります。
浮き草のように、どっちつかずでフラフラしやすいです。
来月の方が調子が出てくるので、2月は体力温存に努めましょう。
学びの月ですから、興味を持った分野をとことん追求してみるのがオススメ。
以前から気になっていた本を読んだり、資格の勉強をスタートしてください。
母親と向き合うことになったり、母としての役目を求められる月でもあります。
丙火タイプ(丙寅・丙子・丙戌・丙申・丙午・丙辰の人)
立春から陽の気が盛んになってきます。
丙の人にとってはここから夏に向かって、過ごしやすくなっていきます。
雪を侮り、霜を欺くというように春の丙はパワフルになります。
ここに壬がくるので、補映湖海となって人生は大いに発展します。
身強の丙の人にとっては、本領を発揮できる活躍月でしょう。
身弱の丙の人にとっては、壬の剋を受けてハードな月となります。
我慢を重ねてきた人や、自分の本音を誤魔化してきた人は、いよいよここで無理がきかなくなります。
丁火タイプ(丁卯・丁丑・丁亥・丁酉・丁未・丁巳の人)
壬のエネルギーと会うことで、イレギュラーな状態となる干合の月です。
思いがけないところからの発展や、予想外の出来事があるかもしれません。
夢を見ているような、不思議な1ヶ月です。
運命的な出会いがあったり、人生観が変わることもありそうです。
火の燃料となる寅の根がありますが、同時に水に消されることになります。
やる気はあるけれど、動けない…となりがちです。
戊土タイプ(戊辰・戊寅・戊子・戊戌・戊申・戊午の人)
春は、木のエネルギーが強くなっていくので土の勢いは弱まります。
冷静になったり、とりあえず様子を見ておこうという気持ちが強くなるでしょう。
動くのが億劫になりやすいです。
今月は、壬が巡ってくるので水と土のぶつかりあいが起こります。
人に対して攻撃的になったり、イライラしてしまうことも増えるかも。
中途半端な感じがして、モヤモヤしそうです。
人に流されやすい月なので、これだけは譲れない!という、芯は持っておいてください。
己土タイプ(己巳・己卯・己丑・己亥・己酉・己未の人)
寅月の田畑はまだまだ寒く、冷たい土です。
物事の発展には時間がかかるでしょう。
壬がくるので、土は押し流されてしまいます。
田畑が、大量の水で一掃されるようなイメージです。
手放すものが多かったり、価値観がガラッと変わるような出来事があるかもしれません。
人の世話をしたり、面倒を見ることになる月でもあります。
やることが多すぎたり、抱えるものが多くて負担に感じることもあるでしょう。
「疲れたらサボる」を覚えてください。
庚金タイプ(庚午・庚辰・庚寅・庚子・庚戌・庚申の人)
春は木のエネルギーが旺盛になるので、庚の人にとっては疲れやすくなります。
金を生み出す土の力も弱まっているので、なかなか調子が出ません。
壬が巡ってくるので、何かを生み出したい!という欲求や、好きなことに打ち込みたい!という思いが強まります。
でも、馬力が足りず思うようにことが運びません。
今月は無理せず、ゆるくいきましょう。
個人で楽しめるもの、家の中でも夢中になれるものを見つけると充実します。
辛金タイプ(辛未・辛巳・辛卯・辛丑・辛亥・辛酉の人)
段々と春の気が強まりますが、まだ金は冷たく冷えきっています。
壬が巡ってくるので、宝石は陶洗され美しさが増します。
神経が過敏になり、より鋭さが際立ちます。
誰かと足並みを揃えたり、愛想よくするのは難しい月です。
周りの目や意見が気になって、イライラしたり、不安になったり…
人間関係では疲れやすいでしょう。
ストレスも溜まりやすいので、適度に体を動かして巡りを良くしましょう。
壬水タイプ(壬申・壬午・壬辰・壬寅・壬子・壬戌の人)
水のエネルギーが強まり、雪解け水のように水が溢れ出します。
今月は壬タイプさんにとって、転換期となる月です。
身強の人にはちょっとしんどくなりますが、身弱の人はイキイキしたり、色々やりやすくなっていきます。
プチリセット、新しいスタート、強制終了など変化が多くなるでしょう。
この機会に、自分がどうなっていきたいのか?今後の方向性を決めてみてください。
また、2022年は壬の年ですから2月から1年間を通して、ターニングポイントとなります。
癸水タイプ(癸酉・癸未・癸巳・癸卯・癸丑・癸亥の人)
陽の壬の支えがあるので、我が強くなります。
あれもこれもと、欲張りになり、欲しいと思ったら、絶対に手に入れたい!と強欲さが出るでしょう。
誰かとコラボしたり、グループに属することで新しい道が開けます。
他者との共同作業が、始まっていく月となるでしょう。
奪われたり、損する、騙されやすい時なので、美味しい話には注意。